2016年01月23日

小周天の考察(その3)

中国仙道における基礎修業法である小周天について、つらつら書いて行くこのシリーズ3回目である。

小周天は瞑想法?
私の考えでは、小周天は瞑想法ではない。
イメージ法や観相法などとも違う。
気功の練功法に近いものだと思っている。
あたりまえのことだが、気が体内を巡っているようにイメージするのではなく、気をしっかり集めてから回しているからだ。
一般的な気功法との違いは、もっぱら意識を使って気を集めて回し、気の感覚を変化させていく(練っていく)点にある。

気の感覚化は曖昧すぎてはいけない
上で、小周天はイメージ法ではないと書いた。
気の感覚を曖昧にしたまま回そうとすると、意識がおかしくなってしまう。

これは、高藤氏も著書で警告しているのだが、気を伴わない意識だけの小周天を空車といい、これを行うと自分で感覚をコントロールできなくなり、おかしくなるので絶対やってはいけない。
ある気功本で、「吸気一息しつつで気を背中から頭に上げ、次の吐息一息で気を丹田にもどす」ような瞬間小周天?を見かけたことがあるが、このようなやり方は止めた方が良い。

以前の記事で書いた、昔ネット上にあった仙道・気功専門のチャットルームで出会った人なのだが、「私は小周転、大周天、出神、還虚も越えました」みたいなのが何人かいた。
しばらくチャットを行っていると、どうやら大学生らしい。
仙道修行歴数カ月程度ということもわかった。
ということで、「あり得ない」と自分は判断した。
当人曰く、「深夜になると部屋の外に弟子入り希望の霊体が集まってきます」
、、、これを聞いて私は怖くなった。
大学生が夏休みなどに瞑想(行)を行い、あっというまに仙道を極めたという恐ろしい妄想劇だとしか思えなかったからだ。

その後、そのチャットルーム主催で行われた仙道の合同合宿でご当人は、参加者の前で「体を透明にする術」なるものを行い、大失笑を買ったという。
(この意味わかるね?)
さらにその後、当人はチャットルームもネットも止めてしまったと聞いた。

「体を透明にする術」って、、高藤氏の著書「奇跡のスーバービジョン」だったかで著者が披露したと書いてある術じゃないか、、、笑。

というわけで、このシリーズまだ続く。
後半、話題が小周天から離れてしまった。
posted by ポンタ at 18:29 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2016年01月13日

「小周天」の考察その2

前回の記事の後半にも書いたことだが、「小周天」をぶっちゃけて言うならば。

「陽気というものをおなかに集め、それをお尻に流し、背中に沿って頭まで上昇させ、頭の前面に持っていき、頭の前面から体の前面を通しておなかに下ろして陽気を一周させる事」

まずまちがいなく、こんな内容を初めて目にした人は面食らう。
「陽気」ってなんだよ?と。

「陽気」とは、、。
その人が持っている精力(性エネルギー)を、ちょっとした方法により熱感として感じられるようになったもの。

このように書くとなにやら奥深い秘伝か何か、もったいぶったように聞こえるが、何のことは無い。
熱を感じられるようになるには動かせばよい。
運動によって体に熱が生じるのは生理学上当たり前のことだ。
これを利用する。

この場合、おなかで熱を感じられるようになるためには、おなかを動かせばよい。
仙道では、基礎訓練として呼吸に合わせておなかを動かす方法があり、これを「武息」と言う。

もうすこし突っ込んで書くと、性エネルギーを漏らさないように(つまりオ○ニーや、セッ○スを我慢すること)しつつ、この「武息」をせっせと行うと、やがておなかにホッカイロでも入っているんじゃないかというくらいに熱くなってくるのである。
こうなれば、上記に書いたように、この陽気を動かしていく。

とはいえ、この陽気発生がすんなりできるのは、現実的には、精力と時間のあまっている人限定であろう。
具体的には、高校生や大学生などだ。
それ以外は、当人の生活環境、職場環境、体質、運などにより大きく左右される。

残念ながら、極端に体を冷やす環境に長くいる人や、就寝時間が不規則すぎる人、病気の人、極端に体の弱い人などは、よほど何か工夫しないと陽気の発生は一生無理だと言える。

なぜなら、陽気はあくまで、体の性エネルギーの余剰分によって作られるものだからだ。
エネルギーである以上、物理の法則に左右される。
エネルギーに余裕がなければ、陽気発生など夢のまた夢だ。

というわけで、つらつら書いたたわ言の続きはまた次回に。
posted by ポンタ at 23:20 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2016年01月10日

「小周天」の考察その1

「小周天」はもともとは仙道の基礎修業法であるが、高藤聡一郎氏の著作により一気に有名になったものだ。
それ以降は、ありとあらゆる気功の練習者や仙道練習者たちがあたりまえのように連呼するようになった、笑。
(かくいう自分もである)

もりろん、「小周天」について述べた本は高藤氏以前にもあった。
その内容のみならず、実践法について述べられた本もである。

高藤氏も仙道や小周天について初めて知ったのは、「神田の古本屋で秦浩人という人が書いた房中術入門という本を見つけて読んだのがきっかけ」だと、本人の著作に書いてある。

しかし、、。
「小周天」について、実践方法を日本語でこれほど微に入り細に入り紹介した本を出したのは高藤氏が日本人で初めてであろう。
氏の著作は仙道の本家台湾に逆輸入され、中国語でも販売されていたほどだ。

自分の場合、「仙人になる法」を書店で立ち読みした時の初印象は「なんじゃこりゃ、、」。
「精神世界の本はいろいろ読んだけど、気なんていうヘンなものについて延々と一冊書いてあるよ?」
であった。

しかも、観念的な気のせいの気ではなく、感じて触ることのできるモノとして、「気」の取り扱い法や訓練法を細かい文字でびっしりと書いてある。
中でもびっくりしたのが、気をおなかに集めてお尻に移動させ、そこから背中を通して頭に上げ、さらに体の前面を通しておなかに戻すという訓練法だった。
これこそが、「小周天」であった。

posted by ポンタ at 14:11 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2016年01月08日

新シリーズ開始のおしらせ

年明けより一週間以上も経ってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
さて、新年より新シリーズ開始です。
お題は「小周天」。
第一回目は明日にでも書く予定です。
posted by ポンタ at 22:58 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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