2016年03月22日

お詫び

昨日の記事中において、不適切な表現がありました事をお詫び致します。
尚、昨日の記事は少々訂正させていただいたことも報告させていただきます。
申し訳ありませんでした。
posted by ポンタ at 20:14 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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小周天の考察その7(ヒーリングタオ編)

今回は、アメリカやアジアなどで有名?な仙道?のシステム(流派)?である「ヒーリングタオ」の小周天を考察してみよう。

ただし、私はこのシステムに関しては上っ面しか知らないので、間違いも多数あると思われる。
あらかじめお詫びしておく。
くれぐれも、内容は鵜呑みにしないでいただきたい。


この流派も仙道であるから、もちろん小周天を実習の一環として行う。
即物的な効果?を期待する欧米人にも受け入れられることを前提としているためか、そのやり方は、多分にして理屈っぽく複雑なイメージ法を伴うものだ。

この流派も高藤流仙道とは異なり、オナ禁しつつ、武息を用いて下っ腹に力を込めて、熱くなるまでがんばれというようなことはやらない、苦笑。
もっとシステマチックにイメージ法と視覚化法を行う。

具体的にはこのようなものだ。
*内臓と上半身(特に背骨)のリラックス法
このために「内笑法」や「六字訣」「脊髄ロッキング(揺らし」)などの行法を十分に行う。
上の行法により、背骨の微調整、上半身のリラックス、イメージによる各内臓器官の養生活性化、視覚化能力のトレーニング、気の感覚化などが行える。
*丹田に気を集める
上に書いた「内笑法」や「六字訣」は、そのまま気を感覚化するトレーニングを含むので、それを用いて丹田に気を集中させていく、やがて丹田のあたりに気感(圧力や熱、磁力感など)を感じたらさらに集中させて強めていく。
*気を動かしていく
丹田であつめた気を意識と手のひらをガイドとして使い、小周天のルートにそって回す。
ヒーリングタオシステムでは、高藤流仙道などのように「丹田で陽気が跳ねまわるとか、振動する」というような強い気感を「最初は」要求しない。
初期状態で回すのは気であって陽気ではないからだ。
(陽気を回すのはより進んだ段階の小周天で行うようである)
以上は、「基本的な小周天」とされているもののやり方の概略だ。

このあと、ヒーリングタオシステムでは以下のような小周天の段階を経ていく。
それぞれの段階の小周天に各々の感覚化や視覚化のやり方がシステムとして制定されているのだ。
大地のエネルギーの小周天
中空の力の小周天
神の小周天
性エネルギーの小周天
天の気の小周天

確かに、ヒーリングタオシステムは一部で「イメージだけの仙道」のような評価を受けているようだが、陽気を集めて回すだけが仙道ではないのである。

ヒーリングタオシステムの教科書の一つ「タオ人間医学」には以下のような記載がある。
「小周天をより完璧なものにするためには、ヘソの中枢にある元気の感覚を強く感じる事が大切です。ここに気が十分貯えられていないと、各経脈を流れる気も不十分なものとなります」
というように、気の感覚化と集中に関しては、独習オンリーでは壁にぶつかる可能性があるのだ。

アメリカナイズされた修業システム?は、個人的にはアメリカで流行っているイメージトレーニング法の毛色の変わったやり方であるかのように思えたこともあった。

たとえば、ヒーリングタオシステムで行われる「内笑法」は、これを知った当初は「なんちゅうおかしな行法じゃ、こんなやり方が仙道となんの関係があるのだ?」と思ったものだ。
ところが、「厳新気功学テキスト」という本を読んで驚いた。
「内笑法」と類似(というかほぼ同じ)行法が記載されていたからだ。
厳新という人もまた、ヒーリングタオ創始者謝明徳氏と同じく著名な実力者に弟子入りして教えを受けた人である。
正式な(というか徒弟制度の下で行われる)仙道のやり方は本当はとても複雑なものなのかもしれないのだ。

高藤氏の著作には、六字訣や内笑法という記載は無い。
(後日、氏の処女作品である「仙人入門」という本に別名で六字訣と同じ行法が載っているのを見つけた。申し訳ありません)

高藤氏の著作の内容は、氏が台湾に住んでいた仙道の実践家にアドバイスを受けて個人的な実習を行った結果を元にしたものだと思われる。
少なくとも、氏の著作を読んだ範囲では、誰かのもとで正式に弟子入りしたという記載は見当たらない。
(無論、あれだけわかりやすく実践的な仙道の本を書いたのだから、何らかの形で弟子入りしたのかもしれないが、不明)

今回の記事の参考に使用した「タオ人間医学」という本は、タイトルこそ仙道書には見えないが、日本語で読める立派な仙道書であり、その内容も非常に濃く、いつ読み返しても新しい発見があり自分的には有用な仙道書だと言える。

というわけで今回はここまで。
posted by ポンタ at 00:28 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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2016年03月13日

小周天の考察(その6)韓国仙道の小周天

前回の記事で書いた帯脈運気ができた後、テキストの「天書」によれば、韓国仙道において小周天の実践に入るという。

「天書」には著者独自の細かな見解や、(おそらくは)体験上のコメントなどが随所に見られるが、一回目の回し方は基本的に高藤氏の「仙道入門」に書かれている内容とあまり変わらない。
集めた気を丹田より尾てい骨まで送るためにコウモンを収縮させる事や、頭まで上った気は涼しい感覚になることなどは同じである。

大きな違いは、初回では温養をまだ行わない点だ。
韓国仙道においては、小周天の一周速度が2分くらいで回せるようになってから温養を開始するという。
(たしかに、小周天に慣れてくると丹田に陽気を感じてからほぼ一瞬(というか同時?)で頭頂にも気を感じる)

さて、小周天の運気が一周2分程度で回せるようになった段階で温養を開始する。
「天書」によれば、「今までの修練は陽火だけの修練であった」という。
つまり、小周天の初期段階では主に呼吸の助けを借りて気を回すが、ここから先は意識のみを使って回すようにしていく。

著者に言わせれば、、、。
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「呼吸それ自体は陽火である。熱い火の気である。真気の中には「火」が多いので、この「火」の力をもって塞がっているキョウを貫いてきたわけである。
中略
帯脈運気と小周天の本質は陽火であったので、これからはもっと完成された境地(陰陽和合)に向かって、調和を追求しなければならない。
今までの真気の中で絶対に不足している陰水を生成させて、陽火と合一させることが必要である。
この修練過程を「温養」と称する。
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はっきり言って、私自信もなんとなく気を回してきたのだが、このような哲学的な背景を考えたことがなかったので、かなり感動した。
要は、頭まで上げた気を、感覚が熱い感覚から涼しい感覚に変容するまで緩やかに意識をかけ、気感が変容したのち丹田まで下げていくという過程が、大きな意味をもつわけだ。
気が練れてくるに従い、温養中に発生する唾液の質も甘く感じられるようになっていく。
この先は、小周天の次の段階となる。

現在の記事シリーズは小周天の考察なので、次回は別の流派の話題に移る。
posted by ポンタ at 20:18 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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