2016年04月09日

小周天の考察(その8)高藤流仙道

小周天の考察第8回目
今回は高藤聡一郎氏の高藤流仙道の小周天を考察してみようと思う。

高藤氏が仙道(小周天)を紹介する以前にも、国内で発表されていた書籍で「気を回す」ことを説いていたものは少数だが存在していた。
「練丹修養法」、「仙道房中術入門」や「五術占い全書」などだ。
しかし、これらの書籍の説明ではわかりにくく、実践結果とは少々かけ離れた部分もあり、多くの神秘行志願者たちの気を引くことは無かった。

高藤氏が自身の実践結果を元に気の回し方を書いたとき、その具体性、わかりやすさは比類がなく、今までには存在しなかった仙道書を生みだしたのだ。

とはいえ、高藤氏の仙道においても、小周天のやり方は著作の発表初期(大陸書房の本)、学研のミステリーブック発表初期、ミステリーブックの発表の終わり頃と、変遷を遂げている。

大陸書房の頃の著作では伝統的な仙道の修行法を主に書いている。
(陽気の発生のやり方、集め方、回し方においては書籍では初というくらいに詳しい)
学研ミステリーブックに著作を以降してからは、小難しい経絡やツボがどうのこうのをあまり気にしなくても良いやり方を発表。

さらに、ミステリーブックを何冊か発表したところで、伝統的なやり方とは全く異なる簡便で効果的な気の発生法と回し方を考案し発表。
伝統的な修行法では陽気発生から小周天完成まで時間がかかりすぎる欠点を解消するものだった。
(該当の本をお持ちの人は「ああ、あれか」と思っていただけるかと思う)

ミステリーブック発表の終わり頃の著作において、単修派(一人で修業を行う派)の修業完成に時間がかかる欠点を解消するやり方を発表。
これにより、ひとつの新しい仙道の修行体系ができたと、氏の仙道書はここまでで完結した。

というわけで、次回より、高藤氏が大陸書房で発表した著作で示された「伝統的仙道の小周天」から紹介していこうと思う。
posted by ポンタ at 23:02 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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